どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。
先日、人生初の確定申告を終わらせました。
というのも、去年の秋に住宅ローンを組んだのですが、住宅ローン控除を受けるには、サラリーマンであっても初年度だけは確定申告が必要なんですね。
というわけで、この記事では、住宅ローン初年度の確定申告のやり方をまとめます。
レビュ男と同じように、
「サラリーマンだから確定申告なんてやったことない」
「でも住宅ローン控除受けるためにはやらないと」
「とりあえず今年だけ乗り切れればいいから要点だけ知りたい」
こんな人は是非最後まで読んでください。
住宅ローン初年度の確定申告に必要なもの
まずは、必要なものを揃えるところからですね。
サラリーマンが住宅ローン控除を受けるために必要な書類はこれだけです。
・源泉徴収票
・住宅ローンの年末残高等証明書
・不動産売買契約書(土地と住宅)
・登記事項証明書(土地と住宅)
1つずつ解説します。
源泉徴収票
毎年、年末調整後に会社から渡されるあの紙です。
一応とっておいてるけど使ったことはない、という人も多いはずです。
実はこれ1枚で、年収や所得税、社会保険料、所得控除などがわかるようになっています。
つまり、確定申告の大部分は源泉徴収票があれば埋められるんですね。
もし手元にない場合は、会社に相談しましょう。
この書類自体の提出は不要なので、最悪の場合は自分の年収や所得税額などがわかればOKです。
住宅ローンの年末残高等証明書
住宅ローンを契約している金融機関によって変わりますが、大体10月頃に送られてきます。
住宅ローン控除は、その年の年末残高の1%が税額控除される仕組みなので、この残高がないと控除額が計算できません。
原本の提出が必要になるので、もし手元にない場合は、契約先の金融機関に問合せてください。
不動産売買契約書(土地・住宅)
住宅を購入した際に渡される書類の1つです。
そもそも住宅を購入したかどうかの証明として使います。
コピーの提出が必要になるので、コンビニ等でコピーしておきましょう。
流石に手元にないということはないと思いますが、もし見当たらない場合は住宅を購入した不動産会社に相談してください。
登記事項証明書(土地・住宅)
上記3つが手元に既にあるはずの書類だったのに対し、新たに取得する必要がある書類です。
具体的には法務局から申請が必要となります。
窓口だと1部あたり600円のところ、オンラインなら500円になるので、オンラインがお得です。
ただ、このオンライン申請、なぜか受付時間が8:30~21:00となっていたり、他にも色々とイケてなくて苦労しました。
100円の差で、かつ何度も必要になる書類じゃないので、自分が楽な方法で取得しましょう。
年末残高証明書と同じく原本の提出が必要です。
確定申告書の作成方法
さて、必要書類が揃ったら、早速、確定申告書の作成に移ります。
作成方法はざっくり3種類になると思います。
・税務署で作成する
・書類を自分で印刷して作成する
・PC・スマホ上で作成する
税務署で作成する
実際に税務署に行ってその場で作成する方法です。
職員の方が相談に乗ってくれるようなので、自分で調べただけでは不安、という方にはオススメですね。
書類を自分で印刷して作成する
以下のページから、確定申告書を印刷できます。
ただ、税務署に行くのが面倒なら、後述の「PC・スマホ上で作成」がおすすめなので、選択肢としては微妙ですね。
PC・スマホ上で作成
断然この方法がおすすめです。
実際、レビュ男もこの方法で作成しました。
以下のページから作成することができます。
以前はIE11しか対応していなかったり、色々イケてない感じだったみたいですが、今はそんなこともありません。
ChromeやSafariでも使えますし、指示された通りに入力していけば完成するので、かなり簡単でした。
確定申告書の提出方法
作成した確定申告書の提出します。
こちらも3種類ですね。
・税務署に直接提出
・郵送で提出
・eTaxで提出
税務署に直接提出
税務署に出向いて作成した場合は必然的にこちらになるでしょう。
また、自分で印刷した書面に記入したり、PC上で作成した書類を印刷して提出する場合も、税務署が家から近ければ、直接提出することで、切手代や封筒代を節約できます。
税務署の時間外収受箱なら、24時間受け付けていますよ。
郵送で提出
税務署まで出向くのが面倒であれば、こちらが選択肢に上がるでしょう。
後述するe-Tax上での提出は、
・マイナンバーカード
・ICカードリーダー
が必要になるので、これらを持っていない場合は、郵送で送る必要があります。
e-Tax上で提出
提出をe-Taxですることで、完全にPC上で作業を完了させることができます。
最もおすすめしたい方法ですが、前述の通り
・マイナンバーカード
・ICカードリーダー
が必要になります。
厳密には、スマホでマイナンバーカードを読み取る方法があるのですが、PCとスマホを連動させることができる機種が限られていたり、そもそもスマホですべてやらなければいけなかったり、色々と面倒なので、ICカードリーダーがあった方が楽です。
レビュ男は以下のICカードリーダーを利用しました。
ちなみに、添付書類はPDFで提出になるので、スキャナでPDF化しましょう。
「イメージデータにより提出可能な添付書類」は以下のページで確認できます。
おまけ:ふるさと納税について
確定申告をする場合、ふるさと納税のワンストップ特例制度は使えません。
レビュ男のようにサラリーマンで、毎年ワンストップ特例制度を利用していた人は要注意というわけです。
ワンストップ特例制度=ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる仕組み。元々確定申告不要なサラリーマンに向けた制度。
というわけで、ふるさと納税を行っている人は、確定申告書作成時に、寄付金控除の欄を忘れず記入しましょう。
ちなみに、添付書類は省略可能で、寄付日と金額を記入するだけなのでとても簡単でした。
まとめ
本記事では、住宅ローン初年度の確定申告のやり方をまとめました。
電子申告なら、確定申告に慣れていないサラリーマンの方でも、指示通りに入力してけばOKなので、簡単に確定申告ができてオススメです。