どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。
この記事では、霧島酒造の芋焼酎「赤霧島」をレビューします。
・赤霧島ってどんな味?
・どの飲み方が美味しい?
・黒霧島との違いは?
こんな疑問に答えます。
レビュ男の中では、先日レビューした吟醸粕取焼酎「天吹」と並んで家に常備している大のお気に入り焼酎です。
芋焼酎好きというよりは、むしろ焼酎は好きだけど芋焼酎は苦手、という人におすすめしたいですね。
今回、あらためてレビューするということで、初めて飲むつもりでレビューしてみました。
赤霧島の基本情報
霧島酒造と言えば黒霧島が有名ですが、その次に名が知れてるのは、白霧島かこの赤霧島でしょう。
かつては限定生産だったためプレミアム焼酎として知られていましたが、2018年より通年販売になりました。
おかげで、近所のスーパーやネットショップでも簡単に、そして通常の価格で購入できるようになったので、ファンとしては嬉しい限りです。
黒霧島ほどではないですが、居酒屋でも割と見かけることの多い焼酎ですね。
ボトル前面上部には大きく「赤」、下部には「霧島」の文字が。
金文字でかっこいいです。
背面には「みやびにするっと」の文字が。
これは、赤霧島のキャッチコピーのようです。
黒霧島は「トロッとキリッと」、白霧島は「どしっとほわんと」
赤霧島の「赤」はその原料からきています。
紫芋「紫優(ムラサキマサリ)」を原料に使用した本格芋焼酎。紫優に豊富に含まれるアントシアニンが焼酎麹が生成するクエン酸に反応して、もろみが真っ赤になることから「赤霧島」と命名しました。
https://www.kirishima.co.jp/products/imo/aka-kirishima/
というわけで、芋焼酎は芋焼酎でも、紫芋焼酎というわけです。
ビンと紙パックの2パターンで販売されており、サイズはそれぞれ1800mlと900mlがあります。
同じ容量でも紙パックの方がちょっぴり安いのでお得だったりします。
赤霧島を飲んでみた
ロック
まずは、ロックで赤霧島をダイレクトに感じてみます。
まずは香りですが、赤霧島の最大の特徴はこの香りでしょう。
とても上品でフルーティーな香りです。
そして、どこかワインを感じさせる芳醇さもあり、キャッチコピーにある「みやび」がしっくりきます。
黒霧島のようなザ・芋焼酎は、なんともクセのある香りで、人によっては芋臭いと言われたりしますが、赤霧島にはそれがありません。
味に関しても、芋焼酎とは思えないくらいスッキリしています。
甘みも感じますが、それよりもスッキリ感の方が勝ってますね。
ロックで、ここまでスッキリ飲める芋焼酎はそんなに多くないと思います。
ワインを思わせるフルーティーかつ芳醇な香りに、スッキリした飲み口ということで、芋焼酎が苦手な人でも飲めるんじゃないでしょうか。
逆に言えば、黒霧島のような芋臭さが好き、という人には少し物足りないかもしれません。
水割り
1:1の水割りで飲んでみます。
ちなみに、レビュ男は赤霧島に関しては基本水割り派です。
薄めているので当然ですが、香りは感じにくくなりますね。
ただ、口にふくんでみると程よく鼻から香りが抜けていい感じです。
そして、味の方もかなりスッキリして飲みやすいです。
これ、本当に芋焼酎ですか?という感じ。
これなら、何杯でも飲めちゃいます。
芋焼酎好きのひとからすると、面白みのない味と言われちゃいそうですが、程よく香るフルーティーな香りと超スッキリ飲みやすい味わいは、赤霧島の特徴を一番うまく引き出せてると思うんですよね。
そもそも芋っぽさを感じたいなら黒霧島を選択すればいい話なので。
というわけで、レビュ男的にはイチオシの飲み方ですね。
味気ないと思ったら、レモンや梅干しを加えることで、アクセントになっていいですよ。
お湯割り
芋焼酎といったらお湯割り、という人も少なくないでしょう。
水割りと同じく1:1で割って飲んでみます。
まず、お湯割りと言えば香りですね。
アルコールが気化することで、その香りが倍増します。
赤霧島はフルーティーな香りですが、お湯割りになると少し芋っぽさというか甘い香りに変化しました。
味に関しても、甘みが増すというか深みが増すというか。
ただ、ベースの味がスッキリめなので、飲みやすい芋焼酎のお湯割りといった感じになりました。
美味しいし全然飲めるんですけど、赤霧島の良さを消してるというか、お湯割りの良さを消してるというか、どこか微妙な雰囲気。
お湯割りに関しては、黒霧島のようなザ・芋焼酎の方が、深い甘みと芋焼酎独特の香りを存分に感じられていいかもしれませんね。
ソーダ割り
最後はソーダ割りです。
赤霧島1:炭酸2で割ります。
香りは水割り同等ですが、味は思ったより違いました。
水割りはほのかな甘みをのこしつつスッキリした後味で飲みやすかったのに対し、ソーダ割りは炭酸の苦味で甘みが消え、キレがプラスされたことでスッキリ感が増して、無味になりました。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、味がほぼ感じられない程スッキリしてしまったんですよね。
これなら、鏡月でいいじゃないか的な。
飲みやすいという点ではいいんですが、いき過ぎてる気がするので、個人的にはなしですかね。
「赤ッキリボール」として公式サイトでオススメされている飲み方なんですが、ごめんなさい。
レビュ男は、水割りが好きでした。
まとめ
この記事では、霧島酒造の芋焼酎「赤霧島」をレビューしました。
「みやびにするっと」のキャッチコピーどおり
・みやび(上品)な香り
・するっと飲める飲み口
でとても飲みやすい芋焼酎でした。
おすすめは水割りですが、ちびちび飲みたい方はロックもアリです。
ワイン好きの人や、芋焼酎が苦手な人にもぜひ一度飲んでみてほしい焼酎です。
芋焼酎が苦手じゃない人は黒霧島と飲み比べてみるのも面白いです。