【お手軽】ヘッドホンアンプamPlug2 AC30をレビュー【使い方も解説】

楽器
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どうも、レビュ男です。

今回はVOXのお手軽ヘッドフォンアンプ「amPlug2 AC30」をレビューしていきます。

・amPlug2って何?

・amPlug2はどうやって使うの?

・amPlug2の使い心地は?

こういった疑問を持っている方に向けて、書こうと思います。

ちなみに、レビュ男はギター歴15年にして、大して知識も演奏力もないなんちゃってギタリストです。

久しぶりにエレキギターを弾きたくて、ヤマハのエレキギター「PACIFICA112V」とセットで「amPlug2 AC30」を購入しました。

「PACIFICA112V」のレビューは↓

結論から言うと、初心者だったら、とりあえずアンプはamPlug2が1個あれば十分です。

また、中級者以上でも、用途によっては全然使えるアンプだと思います。

そのくらい、素晴らしい商品ですよ。

では、早速レビューしていきましょう。

amPlug2って何?

そもそもamPlug2って何?という方のために簡単に基本的な商品情報について紹介しておきます。

amPlug2は老舗アンプメーカーVOXが販売しているヘッドフォンアンプです。

歴史あるメーカーの商品ということで安心感がありますね

価格は約3500円です。安い!

ヘッドフォンアンプって何?

ヘッドフォンアンプは何ぞや?って人もいると思うのですが、その名の通りヘッドフォンから出力するためのアンプですね。

逆に言えば、スピーカーがついていないアンプと言えるかもしれません。

エレキギターはアンプにつながないと音が出ません

かと言って、普通のスピーカーアンプにつなげて音を出したら、マンションなんかだと隣の部屋にかなり響いてしまいます

せっかくアンプにつないでいるのに、小さな音で練習するのはなんだか寂しいですよね。

そんなときにヘッドフォンの登場ですね。

もちろん、スピーカーアンプにだってヘッドフォンの出力端子はついているわけですが、

「結局スピーカー使わないんだったら最初からつけなくてよくね?」

ってのがヘッドフォンアンプですね。

amPlug2ってことは1もあったの?

名前に2とついているのが気になりますよね。

当然ですが、1もあったみたいです。

公式サイトによれば、

第二世代に突入した現ラインナップでは、こだわりのアナログ回路を大幅に改良し、各モデルに3つのモードを用意。ギター・タイプにはエフェクト機能、ベース・タイプにはリズム機能をプラス。さらに180度回転する収納式プラグ機構、自動電源オフ機能と、ユーザビリティも格段にグレードアップしました。

https://voxamps.com/ja/product/amplug-2/

とのことです。

amPlug2が発売されたのは2007年のようなので、そこから13年経っても新製品が出ていないということは、ある意味これが完成形ということなのかもしれません。

AC30とは?

今回レビューする商品は「amPlug2 AC30」です。

このAC30って何?って人もいますよね。

まず、amPlug2にはギター用6種類ベース用1種類のバリエーションがあります。

ギター用に関しては以下のラインナップです。

・Metal

・Lead

・Classic Rock

・AC30 ←今回レビューするやつ

・Blues

・Clean

上に行くほど歪んだ音が出ます。

Metalまで行くとクリーンなサウンドはほぼつくれないようですし、Cleanまで行くと今度は歪んだ音ほとんどつくれないみたいです。

なので、ある程度万能なものがほしいのであれば、Classic RockAC30が良いみたいです。

ちなみにAC30とはアンプの名機の名前です。

ビートルズが使っていたことで有名ですね

この名機の音を再現したのが、「amPlug2 AC30」というわけです。

amPlug2 AC30を使ってみた

思いついたままに使ってみた感想を書きたいと思います。

とりあえず、最初に驚いたのは、とにかく小さくて軽いこと。

「こんな軽くて本当に音出るの?」

と思ったくらいです。

使い方はこんな感じです。

①シールドに指す

②イヤホンをつなぐ

③スイッチを入れる(電源ボタン長押し)

④ボリュームを上げる

⑤ギターを弾く

めちゃくちゃ簡単ですね。

ちなみに、スイッチを入れてからボリュームを上げるのがミソです。

ボリュームが入った状態でスイッチを入れるとノイズ音などで耳がやられる可能性があるので、ボリュームはスイッチをいれてから徐々に上げましょう。

とりあえず音を出してみた

ボリュームを上げればひとまず音は出ますが、ゲインとトーンを調整して好みの音をつくります。

レビュ男はロックが好きなので、ゲインを上げて音を歪ませていったのですが、、、

これ、結構歪みますね。

ギターにもよるかもしれませんが、クランチ〜オーバドライブと言われるサウンドであれば、十分作れる感じです。

正直、ロックを中心に弾くなら、

「LeadやClassic Rockの方がいいかな?」

と思っていた部分もあったのですが、AC30でも割とハードな音がつくれるとわかって嬉しかったです。

モードを切り替えてみた

amPlug2にはモード切り替え機能があり、このモードというのはamPlug2のバリエーションによってそれぞれ異なります。

AC30のモード切り替えはトレモロです。

トレモロとは、音量を周期的に上下させるエフェクターで、 音が断続的に聞こえるのが特徴です

電源ボタンを押すとランプがオレンジになり、トレモロがかかります。

もう一回押すとランプがくなり、より強くトレモロがかかります。

さらにもう一回押すとランプがになり、トレモロがかかっていない状態に戻ります。

レビュ男は、トレモロってそんなに使わないエフェクターなんですが、あったらあったでたまに遊んでみたくなるって感じなので、アンプの1機能としてついているのは嬉しいですね。

初心者の場合は、どのエフェクターがどんな音なのかが、なかなかわからないと思うので、まずは、このトレモロモードで

「トレモロってこんな感じのエフェクターなんだあ」

ってのを知るのにいいんじゃないかと思いました。

エフェクターで遊んでみた

amPlug2には3種類のエフェクターがついてます。

なんて贅沢な。。。

正直この機能がついて、3500円前後の時点でもう買わない理由がないです。

数あるエフェクターの中でも、使われることの多い

・揺らし系で何かと使えるコーラス

・やまびこ効果を得るディレイ

・ホールの響きっぽいリバーブ

ボリュームの近くにあるFXボタンを押すことでコーラス→ディレイ→リバーブ→エフェクト無しと切り替わっていきます。

それだけでもすごいのに、エフェクトのかかり具合3段階まで調整できるんです。

具体的には、電源ボタンとFXボタンの同時押しで、かかり具合を変えられます。

同時押ししたときに、小さく鳴る「ピッ」という音の回数でレベルがわかるようになっています。

「ピピピッ」と鳴ったら3段階目=一番強くエフェクトがかかっています

こんなに小さな体によくもまあ、これだけ機能を詰め込んだもんだと思います。

もう感心しかないですよ。

外部音源にあわせて弾いてみた

AUX IN端子がついているので、PCやスマホから音声入力ができます。

つまり好きな曲Youtubeをヘッドフォンから流しながら、演奏できるんです。

曲にあわせて弾くのはもちろんですが、最近はYoutubeでギター講座的な動画もたくさんあるので、それを視聴しながら手元で練習をする、みたいなこともできます。

本当に便利な時代になりました。

こんなんあったら何時間でも遊べますよ。

唯一の欠点は電池駆動なこと

つかっていて、唯一気になったのは、電池駆動であることです。

amPlug2は単4電池2本で駆動していて、公式サイトによるとアルカリ電池で

エフェクトあり→11時間

エフェクトなし→17時間

とのことです。

エフェクター機能は楽しいからなんだかんだエフェクトあり状態で弾いているのですが、そうすると結構あっさり電池切れになるんですよね。

ちょっとここは気になりました。

せっかくいい気分で弾いていたのに電池が切れてしまったら、家に替えの電池があればいいのですが、なかったらわざわざ買いに行かないといけないですからね。

それに、しょっちゅう電池を買っていたらランニングコストもかさみます。

おすすめの対策としては、エネループです。

amPlug2に限らず使えますし、買って損することはないかと思います。

持っていない方はあわせて購入するのもありですよ。

まとめ

amPlug2 AC30はこんなヘッドフォンアンプでした。

・とにかく小さくて軽い

・シンプルなアンプの機能

 (ボリューム、トーン、ゲイン)

・トレモロモード+エフェクター3種類

・外部入力で曲にあわせて演奏可能

・電池切れには注意

ギター初心者であればこれ1台で十分と言えそうです。

万能度でいうとClassic Rockもありだと思います。

中級者以上でも、気軽に練習したいとき移動先で練習したいとき等、シーンによっては十分に使えると思うので、この値段なら1個持っておいてもいいかもですね。

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