どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。
今回は、3年程愛用している「Bose SoundSport wireless headphones」をレビューしたいと思います。
・BOSEのイヤホンが気になる人
・おすすめのワイヤレスイヤホンを探している人
は是非読んでいってください。
なお、レビュ男はオーディオ機器にはそれなりにこだわりがあります。
中でもイヤホンは、高校時代にちょっと良いイヤホンを購入してその音に感動して以来、かれこれ10年くらいは、沼にハマっていたかもしれません。
最近になってようやく、むやみにイヤホンを買うことはなくなりましたが、それでも新しいイヤホンが発売されるとついついレビューを読み漁っています。
というわけで、いつもよりちょっと詳しめのレビューになるかもしれません。
BOSE SoundSport wireless headphonesの基本情報
まずは、「Bose SoundSport wireless headphones」の基本情報からです。
仕様
簡単に表にまとめておきます。
カラー | シトロン、アクアブルー、ブラック |
重さ | 23g |
充電時間 | 2時間 |
連続再生時間 | 最大6時間 |
充電端子 | Micro USB |
付属品 | StayHear+ Sportチップ 3サイズ、充電用USBケーブル、キャリングケース |
価格 | 19,800円 |
カラーは3種類ありますが、レビュ男が持っているのはブラックです。
BOSE=黒
のイメージがあるので、歴代のBOSE製品は黒系しか買ったことないです。
シトロンとアクアブルーはいかにもスポーティーな色ですね。
特徴
公式サイトから特徴をまとめてみました。
・独自形状のStayHear+ Sportチップが音響性能&安定感を向上
・Bose Connectアプリでは紛失したヘッドホンを見つけることが可能
・汗や雨の侵入をと湿気を防ぐ防滴設計
1つずつ説明していきます。
まず、Boseのイヤホンの一番の特徴といえば、独自形状のイヤーチップです。
昔は単にStayHearチップと呼ばれていましたが、
StayHearチップ→StayHear+チップ→StayHear+ Sportチップ
と徐々に進化してきました。
レビュ男は初代StayHearチップ採用イヤホンである「IE2」時代から歴代のBOSEイヤホンを使ってきましたが、本当にどんどんフィット感がよくなっています。
次に、Bose Connectアプリです。
これに関しては、レビュ男はまともにつかってないので、正直あまり理解していません笑
ただ、事前に設定をしておけば、紛失時に探すことができるようですね。
約2万円するイヤホンですから、失くしたときに探せる機能があるのは助かります。
最後に、防滴性能です。
レビュ男は、日常的にランニングとかをするわけではないので、汗をかくシュチュエーションでの利用は少ないですが、小雨が降ってる状態とかでは普通に使っていました。
もちろん今のところ、全く問題はありません。
汗や雨などに余計な気を使わず使えるのは嬉しいですね。
BOSE SoundSport wireless headphonesの良かったところ
最高に気持ちいい音質
レビュ男がBOSEを愛してやまない理由は音質です。
当然ですが、音響機器は音質が命ですからね。
結論としては、気持ちいい音質です。
あえて「素晴らしい音質」や「美しい音質」と言わないのは、もっときれいな音を出すイヤホンは他にもあるけど、音楽を楽しく聞かせてくれるという点においてはトップクラスだと思ったからです。
実は、一口に音質と言っても色んな指標があるんですよね。
・解像度
・音場
・音色
今回はこの3点から評価してみました。
解像度
まず、解像度についてですが、音の分離とも言ったりします。
これは、ボーカルやそれぞれの楽器の音がどれだけ別々のものとして聞き分けられるか、ということです。
簡単に言えば、いかに細かな音まで聞こえるかってところですね。
例えば、解像度が低いとベースとバスドラの音が一緒になっていて聞き分けられなかったりするわけです。
で、「Bose SoundSport wireless headphones」の解像度はと言うと、まあまあですかね。
正直に言えば、同価格帯のイヤホンでもっと解像度の高いイヤホンはあります。
ただ、これ以上の解像度を求めるのは正直言ってプロだけで良いと思っています。
なぜなら、解像度が上がれば上がるほど、細部の音まで聞こえるようにはなるんですが、1つの楽曲としての音のまとまりみたいなものは悪くなったりするんですよね。
そういう意味だと、必要十分レベルの解像度は備えつつ、音楽を楽しく聴けるような音のまとまりもある絶妙なバランスになっていると思います。
音場
次に音場です。
これはいわゆる音の広がりを表現する指標で、広い狭いで表現します。
耳元で聞いてる感が強ければ音場は狭いですし、ホールで聞いてるような感覚が得られれば音場は広いわけです。
「Bose SoundSport wireless headphones」の音場はすごく広いです。
スピーカーの会社なだけあって、まるでスピーカーで聞いてるかのような感覚です。
レビュ男的には、BOSEの音質の大きな特徴はこの音場の広さだと思っています。
というのも、今どきのイヤホンって、イヤーピースで遮音性を高めて、とにかく密閉した空間で音楽を聞かせるものが多いんですよ。
それに対してBOSEはかなり開放的な音を聞かせてくれます。
それと引き換えに遮音性を捨てているわけですが、そのへんは後述します。
音色
最後は音色ですが、これはざっくり言えば音の傾向のことです。
やっぱり、ウォームな音とかクールな音ってあるんですよね。
・高音中音低音のバランスがフラット
→クールな音になりやすい
・高音と低音が持ち上がったドンシャリサウンド
→ウォームな音になりやすい
レビュ男としては、こんな傾向があるような気がしているのですが、これが正しいかはわかりません。
あくまで、感覚的に温かみのある音なのか冷たい音なのか、ということです。
「Bose SoundSport wireless headphones」に関して言うと、BOSEらしく低音強め!と見せかけて案外全体のバランスはいいです。
かといってフラットすぎることもなく、適度な解像度と温場の広さも相まってか、温かみのある印象を持ちました。
BOSE=低音強い=クラブミュージックが合いそう
というイメージを持つ人も多そうですが、案外アコースティック系の曲との相性が良いですね。
快適なフィット感
イヤホンにとってフィット感は音質と同じくらい重要です。
なぜなら、フィット感が悪いとイヤホン本来の音質を体感できないからですね。
それに、耳が痛くなったりしたら、そもそも音楽を聴くことすらままならないです。
さて、基本情報のところでも触れたStayHear+ Sportチップですが、本当に素晴らしいです。
耳に差し込む部分は吸盤のようにピタッと耳にはまりますし、ウィング部分は外耳にフィットしてズレを防止してくれます。
カナル型のイヤホンってどうしてもずっとつけてると耳が痛くなるものも多いんですが、このイヤホンは本当に耳が痛くならないです。
それから、フィット感が強いせいか、イヤホンのボディ部分がそれなりに大きいはずなのに、つけてることを忘れるくらい軽く感じます。
商品名の通り、スポーツ時の利用にも最適です。
イヤーピースのサイズもS,M,Lの3サイズ付属しているので、自分にあったサイズを選べばOKですよ。
左右一体型という安心感
最近はワイヤレスイヤホン=左右分離の完全ワイヤレスが主流になりつつありますが、個人的にはあんまり求めてないです。
だって、一時的に外したいときとか困りませんか?
左右分離型の場合、外すとしたら、ケースにしまうことになります。
いちいちそんなことするのは面倒ですし、かと言ってポケットにしまったりそこらへんに置きっぱなしにしてしまえば、紛失の元です。
それに比べて左右一体型は外したらそのまま首にかけておけるので、安心です。
襟の部分に止めておけるようにクリップもついているので、首にかけた状態で多少動いても問題ありません。
BOSE SoundSport wireless headphonesの微妙だったところ
充電切れしやすい
連続再生時間が6時間というのは正直ちょっと物足りないですね。
特に最近のワイヤレスイヤホンは10時間超えの大容量バッテリーのものも増えてきたので、そういった商品と比較すると貧弱です。
レビュ男は基本的にモバイルバッテリーを持ち歩いてますが、イヤホンを充電している間音楽を聞けないわけで、解決策にはなりません。
とはいえ、普通に使う分には1日6時間以上音楽を聴くこともないので、家に帰ったらちゃんと充電しておけば問題ありませんね。
ちなみに、そもそもワイヤレスイヤホンって充電しないと使えないわけですが、
「充電切れたときは有線としても使えるような商品があればいいのに」
なんて思っていたら、普通にありました。
遮音性が低い
お次は遮音性問題です。
これは、このイヤホンのコンセプト的に仕方ないところかもしれませんが、
スポーツ用=周囲の音が聞こえる
なので、遮音性は低いです。
それから、周囲の音が聞こえるってことは、こっちの音が周囲に聞こえやすいってことです。
つまり音漏れですね。
ただ、個人的には、この遮音性と音漏れの問題は、そこまでマイナスポイントではありません。
というのも、外で使うイヤホンはある程度外音を取り込めた方が安全ですし、音漏れ防止のために音量を下げれば結果的に耳に優しいからです。
中には、
「遮音性が低いと外音のせいで細部が聴こえないのでは」
「音量が低いと迫力がないじゃないか」
と思う人もいるかもですが、そこらへんはご心配なく。
外音を取り込んでいても、音量が小さくても、ベース音や細かい音がしっかり聞こえるのはBOSEの凄いところです。
外音と音楽が融合してる感覚は、ある意味野外フェスのような感覚にさせてくれますよ
それでも遮音性の高いイヤホンを求める人は素直にノイズキャンセルイヤホンを買いましょう。
ノイズキャンセル機能はついてないですが、こちらも遮音性は高くてオススメです。
充電ポートカバーの劣化
充電ポートのカバー部分がちょっと弱いです。
シリコン製なんですが、なんだかプラプラしていてすぐとれそうなんですよね。
と思って写真を撮影していたらちぎれました。
とは言え3年間なんの故障もなく使えていたので十分ですかね。
ちなみに、BOSEはサポートが手厚いことでも有名です。
公式サイトから修理依頼をすると、故障のタイミングや内容によっては無償で修理または交換してくれます。
仮にそれが無理でも、現機種もしくは後継機を安く購入させてくれます。
実際レビュ男は過去に「IE2」が断線した際に、公式サイトから修理依頼をしたところ、「IE2」は既に生産終了していたためその後継機である「BOSE SoundSport(有線)」を割安で購入させてくれました。
こういうところもレビュ男がBOSE信者である理由の1つです。
まとめ
というわけで、今回は「Bose SoundSport wireless headphones」をレビューしました。
・音楽を楽しく聴かせてくれる音質で
・耳へのフィット感が高く
・左右一体型で紛失しにくい
そんな最高なイヤホンでした。
少なくともレビュ男は、ワイヤレスイヤホンで悩んでいる人がいたら迷わずこのイヤホンをおすすめしますね。
あなたも是非BOSEの音を体験してみてはいかがでしょうか。