どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。
今回は色んな意味で話題になったゲーム、サイバーパンク2077をレビューします。
・サイバーパンク2077が気になっている人
・面白いゲームを探している人
は是非読んでいってください。
サイバーパンク2077の基本情報
タイトルの通り、サイバーパンクな世界観を舞台にした、オープンワールドFPSです。
サイバーパンク=高度に技術発展した未来、人体と機械の融合、サイバー空間、そして荒廃した社会をイメージした世界観
公式から引用させてもらうと
『サイバーパンク2077』は、巨大都市ナイトシティを舞台に、謎めいたインプラントを追うことになった主人公“V(ヴィー)”を操るオープンワールド・アクションアドベンチャー。外見からサイバーウェアによる身体強化まで、豊富なカスタマイズ要素を用意。無数の選択肢を通じて、自分だけのストーリーを語れ。
https://www.cyberpunk.net/jp/ja/
とのこと。
対応プラットフォームはPS4、Xbox One、PCです。
レビュ男はこの内PS4しか持っていないので、迷うことなくPS4版を購入したのですが。。。
この辺の話は後述
開発はウィッチャーシリーズを手掛けるCD Projekt(ローカライズはスパイクチュンソフト)です。
ウィッチャー3はすこぶる評判がいいよね!
レビュ男はプレイしてないけど。。。
なお、発売前から発売後まで、話題には事欠かない作品になっています。
・キアヌ・リーブスの起用
・度重なる発売延期
・バグの多さから返金対応
キアヌ・リーブスの起用
2019年6月に開催されたE3にて、キアヌ・リーブスが登場するトレイラーが公開されました。
E3(Electronic Entertainment Expo)=アメリカで開催される世界最大規模のゲームの見本市
SF・サイバーパンク好きとしては大興奮でした。
なんといっても、サイバーパンク=マトリックス=キアヌ・リーブスですからね。
レビュ男はこのトレイラーを見た瞬間に購入を決意していました。
マトリックスはレビュ男が最も好きな映画のうちの一つです
度重なる発売延期
キアヌ・リーブスが登場するトレイラーの公開とあわせて、発売日の発表もされました。
最初の発売予定日は2020年4月でしたね。
しかし、その後、
・テストに時間がかかっている
・コロナの影響
等を理由に、合計3度の延期がされ、最終的な発売日は2020年12月になりました。
2020年4月→2020年9月→2020年11月→2020年12月
個人的には、延期してでも、その分クオリティの高い作品を出してくれるなら、何の文句もない派なので、ワクワクしながら発売日を待ってました。
ただ、3度目の延期に関しては、マスターアップ後であり、これはかなりの異例ではあったようです。
バグの多さから返金対応
そんな発売延期騒動を乗り越えて、ようやく発売されたサイバーパンク2077でしたが、発売後も一筋縄ではいきませんでした。
あまりのバグの多さにクレームが殺到したのです。
特にPS4版とXbox版に関しては、
・プレイ中にアプリケーションが落ちる
・グラフィックの質が低い
・パフォーマンスが重い
という酷い有様でした。
最終的に、ゲームに満足できなかったユーザーへの返金対応を行うことが発表される事態まで発展しました。
PS4のダウンロード版は暫定的に販売中止になったらしいよ。
サイバーパンク2077の良かったところ
ここからは、実際にプレイしてみた感想になります。
作り込まれた世界観
はっきり言ってこれだけで買う価値があると思います。
オープンワールドゲームの特徴って、ストーリーとは関係なくマップを探索したりできることですよね。
要は、ゲーム内の世界を観光するわけです。
そうなったときに、マップや登場人物の作り込みが重要になると思うんですが、もうこれが凄すぎましたね。
近未来のテクノロジー✕荒廃した社会が、完璧にビジュアライズされているんですよ。
・ブレードランナー
・マトリックス
・攻殻機動隊
・AKIRA
といったサイバーパンク作品が好きな人間は、おそらくゲーム内を観光するだけでも、買う価値がありますよ。
上記の作品に関連するイースターエッグもあるとかないとか(あります)
それから、海外のゲームにも関わらず、めちゃくちゃ日本の文化がインスパイアされています。
町並みやファッション、武器、挙句の果ては歌まで。
日本人としては、こういった部分も嬉しいと同時に、海外の人から日本はこう見えているのか、と興味深くもありました。
好みのスタイルでプレイできる
公式でも「自分のスタイルで戦え」とありますが、まさにでした。
ざっくりでも、こんな戦闘スタイルがあります。
・近接戦で殴り合う
・銃火器で撃ち合う
・クイックハック(いわゆるハッキング)
・ステルスで暗殺
他にも、場合によっては、友好的な選択肢を選ぶことで戦いを避けたり、お金で解決できることも。
レビュ男は最終的に、クイックハックに全振りして、電脳戦で攻略していきましたが、飽きたら他のスタイルでも攻略できますし、幅はかなり広いと感じました。
実は、レビュ男はFPSが大の苦手で、プレイ前は最後まで攻略できるかかなり不安でした。
でも、戦闘スタイルを自由に選べたおかげで、自分が攻略しやすいスタイルをとることができたんですね。
エイムが下手くそだから銃火器一択だったら厳しかったかもな~
やりこみ要素満載
サイドジョブの量が多くて寄り道がとても楽しかったです。
もしかすると、最近のオープンワールドゲームとしては、普通かもしれませんが
特定のサイドジョブをこなしたことで、メインジョブの選択肢に影響が出ることもありました。
メインジョブと完全に切り離されていないことで、サイドジョブをやる理由ができるので、より一層寄り道が増えます。
レビュ男は50時間ちょっとで、メインストーリーをクリアしましたが、進めていないサイドジョブも結構残っており、これらを全部クリアしようと思うと、100時間くらいはかかりそうな予感です。
加えてエンディングの分岐も数種類用意されているそうなので、遊ぼうと思えばまだまだ遊べそうです。
サイバーパンク2077の微妙だったところ
バグにまみれている
基本情報のところでも書いたとおり、バグは多いです。
特にレビュ男が購入したPS4版は本当に突然アプリケーションが落ちます。
頻度としては、2,3時間に1度くらいでした。
とはいえ、オートセーブはかなりこまめにとられていましたし、そのセーブデータ自体がバグるようなことはなかったです。
なので、アプリが落ちたら、ちょっと目の休憩と思うようにしてました。
ゲームってついぶっ続けでやってしまいがちだからちょうど良いかも。
あと、細かい話になってしまいますが、クイックハックの中に「Ping」という壁越しに相手の位置を把握できるようになるスキルがあるのですが、これを使うとかなり動作が重くなることがありました。
おそらく処理対象が増えて、PS4のメモリでは耐えきれないのでしょう。
今後のアップデートで良くなる可能性はありますが、期待のしすぎは禁物です。
レビュ男個人の感想としては、バグが多いのもある意味サイバーパンクっぽくて好きですね。
ゲーム内の世界というか、もはやこの作品自体がサイバーパンクなんですよ笑
画質が微妙
正直、Youtubeのトレイラーを見て画質に期待をしていた人は、PC版以外は買わない方がいいです。
PS4版とXbox版の画質はかなり下がります。
といっても、最近のゲームの水準が高すぎるだけで、十分綺麗なんですけどね。
レビュ男は画質はあまりこだわらない派なので、そこまで気になりませんでした。
ただし、1点だけ。
せっかくキアヌ・リーブスを起用しているのに、その顔がリアルに映し出されないのはちょっと残念でしたね。
キアヌ・リーブスのかっこいい姿が見たかった。。。
FPSなので自分を見れない
このゲーム、最初はキャラメイクから始まります。
そして、そのキャラメイクがかなり細かく設定できるんです。
当然、かっこいいキャラにしたいので、時間をかけてお気に入りのキャラを作りあげたわけです。
でも、
FPSだから自分自身を見る機会がほぼないんです。
レビュ男自身FPSが苦手なことも相まって、3人称視点と切り替えができたらいいのにな、というのは、ゲームをプレイしている間ずっと思ってましたね。
この点に関しては、FPSゲームに慣れている人は気にならないかもしれません
まとめ
いかがだったでしょうか。
レビューの通り、サイバーパンク2077は、誰にでもおすすめできる作品ではありません。
特にPS4版、Xbox版はバグも多いです。
それでも、作り込まれた世界観は突出したものがあります。
なので、サイバーパンク作品が好きな人であれば、ゲーム内を観光するだけでも、買うことをおすすめできる作品です。