どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。
今回はソニーの“ながら聴き”イヤホン「STH40D」をレビューします。
イヤホンを10本近く保有している、プチイヤホンマニアのレビュ男ですが、今回はWEB会議用のイヤホンとして購入しました。
今どきのイヤホンってほとんどがカナル型ですよね。
当然レビュ男が保有しているイヤホンもほぼカナル型なのですが、
「耳に蓋をした状態で喋るのって違和感ありませんか?」
レビュ男は自分の声がこもるのがどうしても気になるんですよね。
そこで目をつけたのが「STH40D」です。
“ながら聴き”を謳っているだけあって、外の音がバッチリ聴こえるイヤホンなので、
「コレなら自分の声もこもらないはず」
ということで、溜まっていた楽天ポイントで購入しました。
STH40Dの基本情報
基本的な商品情報はこの通り。
ドライバー | ダイナミック型 |
コード長 | 1.2m |
コードタイプ | Y型 |
入力プラグ | 4極ステレオミニプラグ |
重さ | 18.0g |
マイク | ◯ |
リモコン | ◯ |
付属品 | イヤーピース(S,M,L)、ポーチ |
スペックだけを見ると、ダイナミック型のよくある有線イヤホン、といったところでしょうか。
特徴的なのは装着部分ですね。
公式では“下掛けスタイル“と呼んでいるようです。
その名の通り、耳の下にかけるようにしてフィットさせます。
そして、イヤーピースには大きな穴が空いています。
これにより、耳を塞がず、外の音を取り込める“ながら聴き”を実現しているわけです。
レビュ男はこういう斬新なデザインは結構好きですね。
ちなみに、今回紹介している「STH40D」は有線イヤホンですが、ワイヤレス版もあります。
レビュ男は、会社PCがセキュリティの関係上、Bluetoothを制限されていて、ワイヤレスイヤホンを利用できません。
なので、有線タイプを購入しましたが、特にそういった制限がないなら、ワイヤレスの方が何かと便利でしょう。
価格は
有線タイプが5,500円(税抜)
ワイヤレスが9,880円(税抜)
となっています。
STH40Dの良いところ
自分の声がこもらない
購入目的は見事達成しました。
自分の声がこもらないので、WEB会議での違和感がゼロです。
マイクの感度も良好です。
現状は仕事専用でつかっていますが、思っていた以上に快適なので、通常利用するのもありですね。
というのも、外出時にイヤホンをつけたまま通話することってそれなりにあるんですが、その際いつも片耳を外していました。
このイヤホンならわざわざ外したりつけたりする必要がありません。
周りの音が聴こえる
自分の声がこもらないだけでなく、当然まわりの音も聴こえます。
これもまた、今までのイヤホンにない感覚で、良いです。
WEB会議に参加しているときや音楽を聴いているときでも、インターホンが鳴ったら気づけますし、話しかけられれば答えられます。
ちまたでは、
「ノイズキャンセルイヤホンで自分の作業に集中できる!」
みたいなことをよく言われてますが、そもそもオフィスでは周りに多くの人がいますよね。
つまりは、常に色んな音が聞こえていたわけで、こっちのほうが自然じゃないですかね。
少なくともレビュ男は仕事中は周りの音が聴こえるこのイヤホンを使います。
外出時やランニングの際に、
「周りの音が聞こえた方が安心する」
という方にもおすすめできますね。
耳にフィットする
はじめての下掛けスタイルで、
「重力に負けて落ちてしまうのではないか」
と、不安でしたが、無意味な心配でした。
思った以上にフィット感が良くて、びっくりしましたよ。
むしろインイヤー型はおろか、一般的なカナル型よりも全然安定します。
それに、シュア掛け(耳の上に掛ける)と違ってメガネとも干渉しません。
今まで使ってきたイヤホンの中でもだいぶ上位のフィット感ですよ。
カナル型が苦手な人にもおすすめできます。
STH40Dの微妙なところ
音質はほどほど
ハッキリ言って音質はほどほどです。
イヤーピースに穴が空いているだけあって、迫力があるサウンドとは言い難いです。
解像度についても、高音のシャリシャリ感が否めません。
単純に音質を求めるなら、同価格帯でも、もっと音質が良いイヤホンはいくらでもあると思います。
とはいえ、聴くに耐えないレベルかと言われればそんなこともないです。
最低限、音楽を楽しめるような品質は担保してくれています。
というより、コンセプトが”ながら聴き”ですから、音質を求めることが間違っています。
「何かをしながら聴く」
という観点ではまったく問題ないと思います。
そもそもレビュ男は音楽を聴くことを目的に購入していないので、関係ないんですが
純粋に音質を求める方はこちらのイヤホンがおすすめです。
音漏れには注意
これも当然といえば、当然なのですが、穴が空いているので音は漏れます。
必要以上に音量を上げなければ、周りに迷惑がかかるレベルの音漏れにはならないので安心してください。
そもそも”ながら聴き”したいのに、爆音で音楽を流す人はいないと思うので、欠点という欠点ではないと思います。
まとめ
今回はソニーの”ながら聴き”イヤホン「STH40D」をレビューしました。
自分の声がこもらず、周りの音も聞こえるので、
・WEB会議や通話で違和感を感じている
・周りの音が聞こえないのが不安
といった方にオススメできるイヤホンです
音質はそこそこですが、他にはない特徴を持ったイヤホンなので、1本持っておくと便利かもしれません。