どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。
皆さんはMicrosoft製品を使っていますか?
OSであるWindowsにはじまり、Outlook、Word、Excel、PowerPointといったツールは会社員の方なら、ほぼほぼ使っていると思います。
本記事では、そんなMicrosoft製品の中でも、リモートワークで急速に普及している
・Teams
・SharePoint
・OneDrive
について、それぞれの特徴と関係性を解説します。
WordやExcelと比較すると新しいツールで、正しく理解できている人は少ないのではないでしょうか。
事実、レビュ男もつい最近までは全然理解できておらず、
・Teams:WEB会議だけ使ったことがある
・SharePoint:ほぼノータッチ
・OneDrive:クラウドストレージということだけは知ってる
こんな感じででした。
昨年末に転職したのをきっかけに急速に利用頻度が上がったので、
「これはちゃんと使いこなさないとまずい」
ということで、自分なりに調べてまとめてみました。
Teamsとは
一言で言うなら、
共有のファイル置き場(クラウド)を内包したコミュニケーションツール
です。
チームで共同作業を行うためのコラボレーションプラットフォームとなります。
WEB会議をしたり、チャットをしたり、ファイルを共有したりできます。
チャットについては、Slack等と比べてしまうと正直あまり使いやすいとは言えません。
ただ、WEB会議はZoomにも負けず劣らずの使いやすさです。
Microsoft製品なので、Officeツールとの相性も良く、使いこなせればかなり生産性をあげることができます。
SharePointとは
一言で言うなら、
共有のファイル置き場(クラウド)を内包したポータルサイト
です。
チームで共同作業を行うためのイントラネットソリューションとなります。
イントラネット=組織内におけるプライベートネットワーク
サイトコンテンツを作成したり、ファイルを共有したりできます。
サイトと言いつつ、主な使い道はファイルサーバー的な感じになると思います
OneDriveとは
一言でいうと、
個人単位のファイル置き場(クラウド)
です。
ユーザー単位のクラウドストレージとなります。
他のユーザーとファイル共有することもできます。
こちらは無料で使えることもあって、プライベートで使ったことがある人もいるかもしれません。
GoogleDriveやiCloudのMicrosoft版と思っておけばいいでしょう。
それぞれの関係性は
ここまでで、
「要するに全部クラウドのファイル置き場(+α)ってこと?」
と思った人も多いと思います。
その理解でも正しいですが、もう少し深堀りしてみましょう。
言葉では説明できないので、図にまとめました。
![](https://www.review-everything.net/wp-content/uploads/2021/03/teams-1024x572.png)
チームをつくるとサイトができる
ややこしいのが、TeamsがSharePointを内包しているということです。
Teamsでチームを作ると自動的にSharePointのサイトも作成されるんですね。
これがなかなか理解できず苦戦しました
実際、Teamsでチームを作成し、ファイル置き場を覗いてみると、
「SharePointで開く」
というボタンが表示されています。
![](https://www.review-everything.net/wp-content/uploads/2021/03/teamsa-1024x213.png)
このボタンを押すと、SharePointのサイト(ブラウザ)でファイル置き場が表示されるわけです。
なお、SharePointでサイトを作成しても、Teamsのチームは自動で作成されません。
SharePoint上のファイルにエクスプローラー上でアクセスできる
SharePoint上のファイルを参照・編集するときにどうしていますか?
意外とブラウザからしかアクセスできないと思っている人も多いようです。
実は、SharePoint上のファイルはエクスプローラーからアクセス可能です。
やり方としては、SharePoint上で、「OneDriveへのショートカットの追加」をするだけ。
![](https://www.review-everything.net/wp-content/uploads/2021/03/sharepoint-1024x234.png)
これで、OneDrive配下にショートカットが作成されます。
OneDriveはエクスプローラー上でアクセスできるので、
・ローカルのファイル
・OneDrive上のファイル
・SharePoint上のファイル
すべてをエクスプローラー上で触ることができます。
OneDriveはファイル共有もできる
OneDriveは個人のクラウドストレージというイメージが強いですが、共有もできます。
フォルダやファイル上で右クリックから「共有」を押します。
![](https://www.review-everything.net/wp-content/uploads/2021/03/OneDrivePNG.png)
これで、自分のファイルを他人に触らせることで可能です。
チームとしての共有ファイル置き場をつくるまでもないときは、この方法でファイル共有すればいいですね。
まとめ
今回はMicrosoft製品の
・Teams
・SharePoint
・OneDrive
について、それぞれの特徴と関係性をまとめました。
3つともクラウドで使えるツールです。
それぞれの用途を理解して使いこなせば、生産性もアップします。
仕事をサクッと片付けてノー残業ライフを送りましょう。
生産性アップにはデュアルディスプレイもオススメです。